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小伝馬町-秋葉原
B靖国通り


十思公園を左手に見て水天宮通りを進むと靖国通りと交わる。写真手前が靖国通り、左手の高速が昭和通り、写真右手には都営新宿線岩本町駅がある。

岩本町3丁目
江戸時代、この界隈を流れる神田川の土手は、柳並木があったことから「柳原土手」と呼ばれていました。岩本町周辺は、江戸城から見れば鬼門(北東方向)にあたります。柳森神社(現・神田須田町二丁目)の社伝によれば、太田道灌が鬼門除けに稲荷を祀り、柳を植えたのが始まりといわれています。そんな柳原土手に沿った地域に最初にすんだのは、大名や旗本などの武士たちでした。江戸時代の後半になると、商人や職人で町も栄えはじめます。さらに土手の周辺では古着を扱う露店が集まるようになりました。その伝統は、明治維新後も引き継がれました。明治十四年(1881)、現在の岩本町三丁目の一部から神田岩本町の一部にまたがる大市場が開設されます。「岩本町古着市場」と呼ばれたこの市場には、多いときには四百軒もの古着屋が軒を連ねていたと伝わっています。- - - - - (岩本町三丁目町会)


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